すばる望遠鏡について

観測装置

多天体近赤外撮像分光装置 MOIRCS (Multi-Object Infrared Camera and Spectrograph)

多天体近赤外撮像分光装置 MOIRCS (Multi-Object Infrared Camera and Spectrograph)

近赤外線用としては巨大な 400 万画素の検出器を2つもち、広い視野を撮像する能力をもったカメラです。また、口径が 8~10 メートル級の大望遠鏡では世界で初めて、近赤外波長域で一度に多数の天体の分光観測を可能にした装置です。これらの機能により、観測の効率が劇的に向上し、遠方銀河の研究に威力を発揮しています。

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2006年2月 MOIRCS - すばるの新しい「赤外線の瞳」ついに始動