Example of New Instrument with GLAO

	新装置	MOIRCS
検出器	Teledyne HAWAII-4RG x 4	Teledyne HAWAII-2 x 2
ピクセル数	4096 x 4096 x 4	2048 x 2048 x 2
ピクセルスケール	0.1"	0.117"
視野	13.7' x 13.7'	4' x 7'
波長範囲	0.75 - 2.5 μm	0.9 - 2.5 μm

検出限界

GLAOベースライン仕様で挙げられた、 "moderate"な大気条件でのFWHM改善に基づくと、Apertureを絞ることで background-limitedを仮定して以下のような検出限界の改善が期待される。

1時間積分での点源の検出限界 (Vega等級)

	新装置	MOIRCS	等級の差
J-band	24.6	24.0	0.6
H-band	23.9	23.2	0.7
Ks-band	23.7	22.8	0.9

zJ グリズム

	新装置(zJ4000)	MOIRCS (zJ500)
Δλ	3Å @ 1.2μm (with 0.3" slit)	17Å @ 1.2μm (with 0.5" slit)
Sampling (Å/pix)	1.5Å/pix	5.57Å/pix
λ coverage	0.9 - 1.4μm	0.9 - 1.78μm

HK グリズム

	新装置(HK4000)	MOIRCS (HK500)
Δλ	4Å @ 1.6μm 5.5Å @ 2.2μm (with 0.3" slit)	25Å @ 1.6μm 26.8Å @ 2.2μm (with 0.5" slit)
Sampling (Å/pix)	2.0Å/pix	7.72Å/pix
λ coverage	1.4 - 2.4μm	1.3 - 2.5μm

同時天体観測数

天体毎のスリット長を3.0"とすると最大約270天体、 2.0"とすると最大約410天体

検出限界

像質の改善により天体の見かけのサイズが小さくなって、(点源の場合には)Slit幅を小さく設定できることから、撮像と同様にbackground-limitedを仮定すると0.6から0.9等程度の感度の改善が期待できる。具体的なサイエンスケースでのシミュレーションをワークショップで紹介する予定。

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