すばるギャラリー

ムービーギャラリー -すばる望遠鏡、その姿-

2016年

生まれ変わった MOIRCS の実験室における動作試験
すばる望遠鏡の近赤外線多天体撮像分光装置 MOIRCS は、2015年夏から大規模な改造が行われてきました。そして昨年12月のクリスマス明けの夜、最新の検出器と周辺ハードウェアおよび制御システムが搭載された「新生」MOIRCS が、装置に実際の天体の光を入れる「ファーストライト」を無事に迎え、赤外線で見た渦巻き銀河 NGC 3521 の姿を写し出しました。
(2016年1月19日公開/2015年9月22日、林左絵子撮影)

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生まれ変わった近赤外線観測装置 MOIRCS がファーストライト

2015年

全天星空カメラが記録したふたご座流星群
すばる望遠鏡の制御棟屋上に設置された全天星空カメラが、2015年12月13日から14日 (ハワイ時間) にかけて、極大を迎えたふたご座流星群の活動を捉えました。一晩で撮影された画像をつないだ動画には、ふたご座の方向から現れる明るい流星がいくつも記録されています。
(2015年12月21日公開/2015年12月13-14日、藤原英明編集)

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全天星空カメラが記録したふたご座流星群
国際宇宙ステーションがハワイの夜空にかけた光の橋
2015年11月4日の明け方 (ハワイ時間)、すばる望遠鏡の上空を通過する国際宇宙ステーション (ISS) の撮影に、ハワイ観測所のスタッフが成功しました。ISS が描いた軌跡は、まるでハワイ・マウナケア山頂の夜空にかけられた光の橋のようです。
(2015年11月5日公開/2015年11月4日、藤原英明撮影)

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国際宇宙ステーションがハワイの夜空にかけた光の橋
Suprime-Cam の多彩な側面を司るフィルター交換装置
国立天文台がハワイ州マウナケアで運用するすばる望遠鏡に搭載される観測用の装置の中でも、主焦点カメラ (Suprime-Cam) は広い視野と高感度のセンサーなどを備え、様々な研究に貢献してきています。このカメラに装着される大きなフィルター群のメンテナンスは、高性能の観測性能を維持する上で重要なものです。ヒロにある山麓施設の実験室で作業風景を撮影する貴重な機会が得られました。
(2015年4月1日公開/2014年12月2日、林左絵子撮影)

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「Suprime-Cam の多彩な側面を司るフィルター交換装置」

2014年

月夜のすばる望遠鏡と昇る夏の天の川
四季折々、いろいろな表情を見せてくれる星空ですが、夏といえば天の川。天の川は、私­たちが住む銀河系を内3側から見た姿です。この動画は夏の天の川が昇ってくる様子を微速­度撮影で捉えたものです。すばる望遠鏡があるマウナケア山頂で撮影されました。
この夜は満月に近い明るい月が輝いていましたが、月が沈むその瞬間、まるで夕日のよう­な月がすばる望遠鏡のドームを赤く照らします。そして月が完全に沈むと、まさに満天の­星。高く昇った天の川の存在感がいっそう増します。隣のケック望遠鏡が補償光学ガイド星のために放つレーザーの光も、天の川の中心部を狙っています。
(2014年8月5日公開/2014年5月11日、藤原英明撮影)

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「月夜のすばる望遠鏡と昇る夏の天の川」
すばる望遠鏡主鏡のほこり落としにはドライアイスのはたき掛け
ドライアイスによるすばる望遠鏡主鏡のクリーニングの様子 (後半は8倍速で再生)。望遠鏡本体に組み込まれている黒いワイパーのノズルからドラ­イアイスが吹き付けられ、昇華したガスが鏡に付着した砂ぼこりをはたき落とすことがで­きるのです。
(2014年7月29日公開/2014年6月10日、林左絵子撮影)

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2012年

新型の超広視野カメラ Hyper Suprime-Cam、始動へ
2012年8月17日(ハワイ現地時間、以下同じ)、国立天文台が東京大学カブリIPMU等と共同で開発を進めてきた新型の超広視野カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC; ハイパー・シュプリーム・カム) がすばる望遠鏡に搭載され、2012年8月28日の夜から性能試験観測を開始しました。HSC は満月9個分の広さの天域を一度に撮影できる世界最高性能の超広視野カメラで、高さが3メートル、重さが3トンもの巨大な観測装置です。従来よりすばる望遠鏡に搭載されて­いる Suprime-Cam (シュプリーム・カム) では満月よりやや広い視野を撮影できていましたが、HSC の登場により観測の効率がさらに大きく高まります。2002年より技術的な検討が始まり、長期にわたる開発期間を経て、2012年7月までに主要な部分の組み上げが完了、­8月16日から17日にかけて望遠鏡への搭載作業が行われました。今後、試験観測で予定されている性能が達成されているかどうかを確認した後、2013年より本格的な科学­観測を始めます。科学観測では、すばる望遠鏡のシャープな星像と HSC の広視野を活かし、重力レンズ効果を用いたダークマター分布の直接探査などの観測が進められる予定です。
(2012年9月12日公開/ハワイ時間2012年8月16日14時30分-19時30分、藤原英明撮影)

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「新型の超広視野カメラ Hyper Suprime-Cam、始動へ」
マウナケア山頂の夕暮れ、観測をスタートする「すばる望遠鏡」
ハワイ・マウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」は、日没と同時にドームのスリットを開き、いくつかの準備の行った後に観測を始めます。その様子が2012年6月19日 (ハワイ現地時間) に撮影されました (微速度撮影)。マウナケア山頂の美しいサンセット、そして満天の星とともに、すばる望遠鏡の動きをお楽しみください。なお、この夜はレーザーで作った人工の星 (レーザーガイド星) を使って地球大気の揺らぎの影響を補正する「補償光学装置」が、すばる望遠鏡の観測に使用されていました。
(2012年6月23日公開/ハワイ時間2012年6月19日18時45分-21時、藤原英明撮影)
天頂を駆け抜ける太陽が描く影の動き
ハワイ時間2012年5月15日正午過ぎ、太陽がほぼ天頂を通過する様子が、ハワイ州ヒロにあるハワイ観測所 (すばる望遠鏡) 山麓施設で見られました。北回帰線 (北緯およそ 23.5 度の緯線) の少し南、北緯およそ 20 度の位置にあるハワイでは、太陽がちょうど天頂を通過するタイミングが夏至を挟んで年に2度あります。ハワイ現地では「ラハイナ・ヌーン」と呼ばれることもあります。 動画は、ハワイ観測所 (すばる望遠鏡) 山麓施設に立つ里程標の影の動きを、太陽の南中の前後を 30 分間ほど収めたものです (60倍速)。ヒロで今年1度目の「ラハイナ・ヌーン」が体験できるのは5月18日ですが、その3日前でも太陽の南中高度が 89.4 度に達し、垂直に立つ里程標の影があたかも消えたように見えました。
(2012年5月15日公開/ハワイ時間2012年5月15日12時-12時30分、藤原英明撮影)

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2011年

すばる望遠鏡建物を回り込む空気の流れ
2011年12月19日、作業のためにすばる望遠鏡に行った職員が、風で流れる雲がちょうどマウナケア山頂付近の地面の高さを通過するところに遭遇しました。上空には雲が­無かったため、青空を背景に流れる白い雲の動きを観察しやすい条件にありました。ハワイ島は貿易風帯にあり、マウナケア山頂でも東側からの風が吹くことが多いです。このと­きも東側からほぼ水平に流れてきた雲がすばる望遠鏡の建物にさしかかり、側面に沿って分かれ、まるで建物に巻き付くように流れていく様子が確認できました。
(2012年4月18日公開/2011年12月19日、林左絵子撮影)

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「望遠鏡建物を回り込む空気の流れをとらえた!」

 

 

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