[Japanese][English]
Screen Shot of hskymon

hskymonはすばる望遠鏡観測システム Gen2で 天体位置、空および望遠鏡をモニターするためのプログラムです。
GtK+2/3ベースのクロスプラットフォームなアプリケーションのため、 UNIXの他にWindows, macOSといった各OSで動作させることができます。
すばる望遠鏡以外の個人の環境においても、 任意の日時での天体高度のプロットや、ファインディングチャートの作成、 ガイド星の決定などの観測準備作業に利用できます。
さらにSMOKA等の観測データアーカイブへのインターフェースとしても利用できるようになっています。

もくじ
ダウンロード
天体リストとして読み込むことができるファイル形式
      OPEファイル
      CSV(カンマ区切り)リスト
      非恒星追尾ファイル(TSC形式)
      非恒星追尾ファイル(JPL HORIZONS形式)
機能説明 (ver3.6.2準拠)
      メニューバー
      Main Window
      Object List Window : Main Target TAB
      Object List Window : Standard / Finding Chart TAB
      Object List Window : List Query TAB
      Plot Window
      Finding Chart Window
      AD Chart Window
      Properties Window
FAQ / 使い方
      Object List Windowの表示
      天体の高度プロットの表示
      ファインディングチャートの表示
      ターゲット周辺の天体/アーカイブデータの検索
      読み込んだ天体リストに対する観測データの一括検索
      標準星を探す
      Tip-Tiltガイド星の選択 (IRCS)
      ディザーパターンの確認 (HSC)
      非恒星天体の読み込み
      天体の固有運動
      sourceからのコンパイル
      sourceからのDebianパッケージ(.deb)の作成
      sourceからのRedHatパッケージ(.rpm)の作成



ダウンロード

最新版 ver3.6.2 (2018/07/16 リリース) [更新履歴]
macOS download macOS インストーライメージ (Gtk+2)
10.9 Mavericks以降; 64bit版
望遠鏡のステータスはとりません。
Gatekeeperからの警告が出る場合は、Ctrl+クリックで「開く」を選択して起動してください。
.dmg
(77.0MB)
Windows download Windows 64bit版 インストーラ (Gtk+2)
Windows 7以降
望遠鏡のステータスはとりません。
.exe
(23.5MB)
download Windows 32bit版 インストーラ (Gtk+2)
Windows 7以降
望遠鏡のステータスはとりません。
インストール時にSmartScreen?で警告が出る場合は「詳細情報」 → 「実行」でインストールしてくだい。
.exe
(23.6MB)
linux download linux deb (64bit) (Gtk+2)
for Ubuntu 14.4LTS
望遠鏡のステータスはとりません。
.deb
(1.4MB)
download linux rpm (64bit) (Gtk+2)
for CentOS 7
望遠鏡のステータスはとりません。
.rpm
(1.6MB)
source download ソースコード
UNIX/Windows/macOS共通。
ライセンス GPL3
sourceからのコンパイル (UNIX)
.tar.gz
(4.0MB)

- 最新版ソースはgithubからも ダウンロードできます。
     %  git clone https://github.com/chimari/hskymon.git


天体リストとして読み込むことができるファイル形式


天体リストは以下のものを読み込むことができます。

     OPEファイル
SOSs/Gen2で使用するOPEファイルをそのまま読み込むことができます。
標準星などを含むPRMファイルも自動で読み込まれます。 また、手動で追加することもできます(メニュー → FileMerge PRM)。 Gen2で使う場合はIntegGUIでオープンしているOPEファイルをMain Windowのメニュー → FileSync OPE with IntegGUIで同期することができます。
OPEファイル内<PARAMETER_LIST>部に以下のように OBJECT, RA, DEC, EQUINOX(順不同)が各天体一行で定義されている必要があります。
       <PARAMETER_LIST>  
       TGT_V5668Sgr=OBJECT="V5668 Sgr" RA=183656.87 DEC=-285539.30 EQUINOX=2000.00
       TGT_HD164536=OBJECT="HD164536" RA=180238.62 DEC=-241519.39 EQUINOX=2000.00
       TGT_sigSgr=OBJECT="sig Sgr" RA=185515.93 DEC=-261748.21 EQUINOX=2000.00
       TGT_HD149757=OBJECT="HD149757" RA=163709.54 DEC=-103401.52 EQUINOX=2000.00
       TGT_HD184915=OBJECT="HD184915" RA=193653.45 DEC=-070138.92 EQUINOX=2000.00
       TGT_V339Del=OBJECT="V339 Del" RA=202330.73 DEC=+204604.10 EQUINOX=2000.00
          ....................................
       </PARAMETER_LIST>


     CSV(カンマ区切り)リスト
下の例のようにカンマ区切りのテキストファイルで
	天体名, RA(hhmmss.ss), Dec(ddmmss.ss), Equinox, 以下自由なコメント 
とした天体リストも読み込むことができます。
	HD94028     ,105128.1 ,+201639.0 ,2000,  [comments]
	BD+36 2165  ,111248.0 ,+354343.9 ,2000,  Mv=8.4  Fe/H=-2
	HD97916     ,111554.2 ,+020512.1 ,2000,  Mv=10.2 Fe/H=-2
	BD+51 1696  ,114635.2 ,+505254.7 ,2000   
	BD-13 3442  ,114650.7 ,-140643.5 ,2000,
          ....................................
メニュー → FileOpen(or Merge) CSV Listで読み込みます。

     非恒星追尾ファイル (TSC形式)
望遠鏡の非恒星追尾ファイルを読み込むことができます。
	#1 Ceres on July 26 HST
	+00.0000 +00.0000 ON% +0.000
	UTC Geocentric Equatorial Mean Polar Geocentric
	ABS
	TSC
	500
	20010727000000.000 185406.057 -303521.41   1.953782861 2000.0000
	20010727003000.000 185405.055 -303524.50   1.953904593 2000.0000
	20010727010000.000 185404.053 -303527.59   1.954026432 2000.0000
	20010727013000.000 185403.051 -303530.67   1.954148379 2000.0000
	20010727020000.000 185402.050 -303533.75   1.954270432 2000.0000
	20010727023000.000 185401.049 -303536.82   1.954392592 2000.0000
	20010727030000.000 185400.049 -303539.90   1.954514860 2000.0000
                   ..........................
OPEファイルに記述されて いるものを自動的に読み込むのではないため、 マニュアルで読み込む必要があります。 OPEファイルと同じディレクトリにファイルを置き、 メニューから読み込んでください。
ファイルは こちらのページに記述に準拠したフォーマットである必要があります。 必ず、GeoCentricの座標を読み込むようにしてください。 hskymon内部では GeoCentricを観測者基準座標(TopoCentric)に変換して扱います。

     非恒星追尾ファイル (JPL HORIZONS形式)
TSCフォーマットと同様に NASA JPL の HORIZONS の出力ファイルを直接読み込むことができます。
必ず、
	"Epehmeris Type" = OBSERVER
	"Observer Location" = Geocentric
	"Table Settings" = 1. Astrometric RA & Dec, 20. Observer range
にした出力結果を読み込んでください。 Tableには上記以外が含まれていてもよいですが、 各epochが一行に収まっている必要があります。
Dateのフォーマットはカレンダー形式、JDのどちらでもかまいません。
また、HORIZONSの出力ファイルをTSCフォーマットに変換して保存することもできます。



機能説明 (ver3.6.2準拠)

     メニューバー
Main Menu

File Sync OPE w/IntegGUI IntegGUIでオープンしているOPEファイルを同期する(要XMLRPC)。
読み込みができるOPEファイルは最大32個まで。天体数はトータルで5000天体まで。
OPE Open OPEファイルを開く。
Merge OPEファイルを追加読み込みする。
Reload 開いているOPEファイルのリロード。
PRM Merge PRMファイルを追加読み込みする。
PRMファイルは一部装置のOPEファイル内で使われ、 標準星などを記述するのに使われていることがある。 必要がない場合は使わなくてよい。
CSV List Open カンマ区切りテキスト(CSV)リストを読み込む。
Merge CSVリストの追加読み込み
Non-Sidereal Merge TSC file TSC形式の非恒星追尾ファイルを読み込む。
Merge JPL HORIZONS file JPL HORIZONS形式の非恒星追尾ファイルを読み込む。
Convert HORIZONS to TSC JPL HORIZONS形式のファイルをTSC形式に変換して保存する。
Export to OPE Def. 現在の天体リストをOPEファイル用の定義テキストに書き出す。
Text List 現在の天体リストをCSVテキストに書き出す。
List Query Load 保存したリスト検索結果を含めた天体リスト(.hskファイル)を読み出す。
Save リスト検索結果を含めた天体リストを.hskファイルに書き出す。
Quit プログラムの終了。
Object Object List Object List Windowの表示
Add 天体のリストへの追加。 ダイアログが表示され、天体名から座標検索もできる。
Add Object dialog
Update AzEl 天体位置の再計算・描画 (通常は一分間隔で自動アップデートしているので使わない)
AllSky-Cam Show Diff. Image 全天カメラについて生画像を表示するか、差分画像を表示するかの切り替えを行う。
Diff. Parameters 差分画像を作成するときのパラメータ(コントラスト、ベースおよびアベレージフィルタ)の変更。変更したあとは差分画像を作成し直す。
Diff. Image parameters dialog
Contrast : 差分画像を作成するときのコントラスト。大きくするほどコントラストが強調される。
Base : 差分画像のゼロ点のカウント 大きくする(最大255)ほど白くなる。
Filtering : ノイズ除去のため周辺3pixelまたは5pixelでの平均化をするか?
Display Parameters 全天カメラ画像の表示時のパラメータの変更(天体を見やすくするため、画像を白or黒くする、サチュレーションファクターを変更する)。
Disp.  parameters dialog
Screen : 天体を表示しているときに自動的に画面を暗め、もしくは明るめにするときのパラメータ
Saturation Factor : 値を大きくすると表示画像(通常・差分とも)のコントラストを強制的に引き上げる
Database SMOKA : List Query SMOKAでのバッチ検索。
HST archive : List Query HSTアーカイブでのバッチ検索。
ESO archive : List Query ESOアーカイブでのバッチ検索。
Gemini archive : List Query Geminiアーカイブでのバッチ検索。
Param for Standard 標準星を検索するときのパラメータ設定。
Object List WindowでStandard Locator/Rapid Rotator/Mid-IR Standardでの検索を行うときの条件を決定する。
Standard Search parameters dialog
Sky Area : 検索を行う範囲。Standard Locator/Rapid Rotator/Mid-IR Standardの3つに共通で有効。
Param for DB Query ファインディングチャート内の天体をデータベース検索する際のパラメータ設定。
Database Query parameters dialog
Info Check the latest ver. ネットワークでhskymonの最新バージョンをチェックする。
About このプログラムについて。
Help Main Windowのヘルプ。
Properties Properties Windowを表示して設定を変更する。
ここで変更した設定は~/.hskymonファイルにセーブされ、起動時に自動的に読み込まれる。



     Main Window

起動時にはCurrent Modeになっているため、観測準備はSet Modeに切り替えて使います。 天球上の天体をクリックして選択することができます。

Main Window

Mode 1 表示モード
Current 現在(計算機時間で)の天体位置の表示
Set 特定時間の天体位置の表示
SkyCheck All Sky Cameraの最近20枚のデータをアニメーションして、空の変化を調べる
Date/Time 2 Setモードで指定したい日時(観測者のローカルタイム=ハワイならHST)。 変更したら6を押す。
ASC 3 All Sky Camera All Sky CameraへのアクセスのON/OFF (デフォルトは2分間隔)。
4 Hide Objects unused in OPE file OPEファイルでGetObjectに使われていない天体やTip-Tiltガイド星(定義に"_TT"が付く)などを隠す。
5 Hide Objects and Characters 天体と文字を隠す(空をクイックチェックしたいときなどに使用)。
Action 6 Set Date & Time Setモードで指定した時間の天体位置計算を実行する。
Currentモードでこのボタンを押すと現在の時刻がDateおよびTimeの項目にセットされる。
7 Evening Setモードで指定した日付の夕方(日没+24分)に時刻を設定する。
8 Rew Setモードで逆送りのアニメーションを行う。同じボタンを押すとアニメが停止する。
9 FF Setモードで順送りのアニメーションを行う。同じボタンを押すとアニメが停止する。
10 Morning Setモードで指定した日付の明け方(日の出-24分)に時刻を設定する。
Sz. 11 天体のフォントサイズを変更する。



     Object List Window : Main Target TAB
Object List Window : Main Targt TAB

1 Search Object 天体名(Name)および定義名(Def.)での検索。空白および大文字小文字は無視する。複数候補がある場合はボタンで次候補に移動。
2 Quit このウィンドウを閉じる。
3 Plot 天体の高度等のPlot Windowを表示させる。
4 AD 大気分散視差(Atmospheric Dispersion)のチャートを表示させる。
5 Finding Chart Finding Chart Windowの表示。
6 Add 天体の追加。
以下のウィンドウにてSIMBADまたはNED上で天体名で検索をし、座標を得ることができる。
Add Object dialog
7 Del 天体の削除。
8 Up/Down 天体をテーブル上でひとつ上または下に移動させる。
9 AzEl Azimuth表示の変更。変更したい場合は選択したのちに右側をリロードボタンを押す。
-270 -270 < Az < +90
Normal -180 < Az < +180
+270 -90 < Az < +270
10 Browse 外部ブラウザを立ち上げ、選択した天体の周囲2arcmin以内に対して各種Webサービスでの検索を行う。アクセスできるサービスは以下の通り。これらのいずれかを選択して右側のGoボタンを押す。
SIMBAD SIMBAD
NED NED
SDSS(DR14) SDSS(DR14)
MAST (Mikulski Archive for Space Telescopes) HSTなど中心の観測データベース
MAST Portal MASTのインタラクティブサイト
Keck archive Keck望遠鏡のデータアーカイブ
GEMINI archive GEMINI望遠鏡のデータアーカイブ
IRSA NASA/IPAC Infrared Science Archive : IR中心の観測データベース
Spitzer Archive Spitzer衛星のデータアーカイブ
CASSIS (Cornel Atlas of Spitzer/IRS Sources) : Spitzer/IRSの簡易解析済みスペクトル
Standard Locator すばるのページと同様の標準星検索を行う。
Rapid Rotator 大気吸収線の補正のための高速自転星をSIMBADで検索する。
Mid-IR Standard 指定したIRASフラックスを持つ天体を探す。(COMICS向け)
SMOKA (以下の三つは検索結果を一時ファイル [/tmp/database_fc.html] に保存して表示するため、複数回検索を行うと結果が上書きされるので注意)
SMOKA (=Subaru Mitaka Okayama Kiso Archive system) ですばる等で 取得され、オープンとなっているデータを検索する。
HST archive HST のデータアーカイブ。
ESO archive ESO のデータアーカイブ。
11 Standard Main TagetTABで選択した天体の周囲で標準星を探す。選択できるデータベースは以下の通り。これらのいずれかを選択して右側のSearchボタンを押す。結果はStandard TABに表示される。見つかった標準星はMain Windowにピンク色のサークルで表示される。赤枠はリストで選択している標準星。結果をDist.(ターゲットからの距離[deg])でソートするとよい。
Standard Seach on hskymon
Standard Locator 指定した明るさのUKIRT Faint Standards, HIPPARCOS, SAO の各カタログに含まれる天体を探す。 こちらと同じ内容。
Rapid Rotator 高速自転星を探す。
Mid-IR Standard 指定したIRASフラックスを持つ天体を探す。
上記3つはSIMBADにHTTP経由で検索をかける。
以下はプログラム内部にデータベースを持つ。
ESO Opt/UV Standard ESOのOptical and UV spectrophotometric standardに記載されている天体を表示する。
IRAF 1D-std (spec16/50) IRAFのonedspecのstandardのうちspec16とspec50に記載されている天体を表示する。
HST CALSPEC HSTのCALSPECに記載されている天体を表示する。
HDS Efficiency Subaru HDSの効率測定で使用するspectrophotometric standardを表示する。


リストの表示項目
どの項目をテーブルに表示させるかは、Propertiesで指定することができる。
項目 デフォルト ソート 内容
チェックボタン o x 天体をSky Monitor上に表示するかどうかのチェック
ロックマーク (o) x 望遠鏡が観測している(と思われる)天体をマークし、すばるロゴを表示する (要XMLRPC)
天体座標と現在望遠鏡の移動時間が2秒(1度角)以内でかついちばん近いものを"観測している"と判断してマークする。
もちろん、導入時のオフセットやディザリング等で入力されている座標と実際に望遠鏡が向いている座標は微妙にことなるので必ずしも正確ではない。
番号 o o (OPEファイルの番号)-(OPEファイル内での通し番号)。
Def. x o OPEファイル内での定義名。
Name o o 天体名。OPEファイル毎に色分けされる。
Az o o Azimuth [deg]
Azはウィンドウ下部にあるAzElの項で表示範囲(デフォルトは-180 ∼ +180)を変えることができる。
El o o Elevation [deg]
上昇/下降マーク o x 天体の現在の移動の状態をしめす。
: El > 60
: 30 < El < 60
: 15 < El < 30 (ADCの補償範囲外)
: 0 < El < 15 (望遠鏡は向けられない)
表示なし : El < 0
Max. El x o 最大Elevation [deg] と北(N)を通過するか南(S)を通過するかの表示。
Sec Z x o 天体のAirmass (sec(z))。
HA o o Hour Angle [hour]
Slew (o) o 現在の望遠鏡の位置から移動にかかる時間 [min&sec] (要XMLRPC)
AD o o 大気分散 [arcsec]
観測波長とガイド波長の間の大気分散視差。
それぞれの波長はPropertiesで指定できる(デフォルトは3500 & 6500A)。
Ang o x 大気分散(天頂)方向に向けるためのPosition Angle [deg]
N=0deg, E=90degとした場合。
H-PA x x HDSをw/o ImRで使用したときの現在のPosition Angle [deg]。
Moon o o 月との離角 [deg]。
RA o o 天体の赤経 [hhmmss.ss]
Dec o o 天体の赤緯 [+ddmmss.ss]
Equinox o x 座標分点 [year]
Note o x コメント(CSVリストで読み込んだ場合) or 読み込まれたOPEファイル名。
非恒星天体では読み込まれたトラッキングファイル名と計算日時(観測者ローカル時)。



     Object List Window : Standard TAB and Finding Chart / DB TAB

検索した標準星、Finding Chart内の天体リストを表示する( 標準星は最大100天体、Finding Chart内天体は最大5000天体まで )。

Standard TAB
Object List Window : Standard TAB

Finding Chart / DB TAB
Object List Window : Finding Chart / DB TAB

12 Find Standard / Database query 標準星 / Finding Chart内天体の再検索。
13 Display Standards in SkyMon (Standard TAB) Main Windowへの標準星の表示ON/OFF。
Write queried list to CSV file (Finding Chart / DB TAB) 検索結果をCSVファイルへ保存する。
14 Browse リストで選択した天体をデータベースで検索しブラウザで表示する(可能なカタログのみ)。
15 Add to Object List リストで選択した天体をメインの天体リストに追加する。
16 OPE Def. OPEファイル用の天体定義を作成。Finding Chart内天体でGSC, PanSTARRS, SDSS, USNOで検索した場合は、Tip-Tilt ガイド星として追加される。
天体の固有運動がある場合は、固有運動分を考慮した座標になる。
17 Copy to Clipboard 作成した天体定義をクリップボードにコピーしてエディタなどへ転記する。



     Object List Window : List Query TAB

観測データアーカイブへリスト検索した結果を表示する( 最大100バンドまで )。

Object List Window : List Query TAB

18 Write queried list to CSV file 検索結果をCSVファイルへ保存する。
19 Search Object Name, Def および Note での天体の検索(空白, 大文字・小文字は無視)。
20 Show Detail リストで選択した天体について各フレームの内容をFinding Chart / DB TABに表示する。
21 Browse リストで選択した天体について各フレームの内容をウェブブラウザに表示する。
22 Display on Sky Monitor 観測データが見つかった天体をスカイモニター上で強調表示するか否か。



     Plot Window
Plot Window

Parameter 1 縦軸にプロットするパラメーター。
Elevation 天体の高度。月の高度も表示できる。
Azimuth 天体のAzimuth (-180 ∼ 180で表示)
Atmospheric Dispersion 大気分散量と分散方向のPosition Angle
AD-PA vs El. 大気分散方向のPosition Angleと天体高度の同時表示
Separation from the Moon 月との離角と天体高度の表示。
HDS PA w/o ImR イメージローテータ(ImR)を仕様していない場合のNsOpt HDSでのスリットPosition Angleの表示。
Action 2 Refresh 再描画 (Currentモードでは一分間隔で更新されるので使う必要はない)
3 Quit ウィンドウを閉じる。
4 Save as PDF プロットをPDFに保存する。
5 Print Out プロットを印刷する。
5 Plot Moon 月を表示する (天体高度のみ)。
月の軌道計算は時間がかかるので、多少動作が重くなる
Plot 7 プロットする天体。
Single Object Object List Windowで選択されている天体のみをプロット。
Selected Objects Object List のテーブルのチェックボタンでチェックされている天体のみを表示する。
All Objects 全天体をプロット。
Centered on 8 描画(X軸)中心。
MidNight 深夜24時。
Current 現時間(を左端から1/4の位置に固定)。
Meridian 天体の南中時刻。
ホイールスクロール
グラフ上でマウスのホイールを使って、 X軸方向の表示を拡大・縮小させることができます。



     Finding Chart Window
Finding Chart Window

Image Source ここの枠内を変更した場合は1Download & Redrawボタンを押して画像を再取得する必要がある。
1 Download & Redraw Finding Chart画像をネットから再取得。
2 Image Source チャートに使う画像のsource。
NASA SkyView, SDSS, ESO, STSci, PanSTARRSなどにHTTP経由でアクセスして画像を取得する。
サーバーの仕様のためPanSTARRSは最大25arcminまで。 HSCなど広視野になる場合はSkyViewを推奨。
3 Size 取得する領域一辺サイズ [arcmin]
指定できるのは正方形のみ。Instrumentを変更すると自動的にこの値は変更される。
4 Scale/Color SkyViewへのアクセスでのみ、表示スケール (Linear/Log/Sqrt/HistEq/LogLog)と反転(Inv)を指定できる。
Instrument 観測装置のフィールドの描画。 ここの枠内を変更した場合は5Redrawボタンを押して再描画する必要がある。
5 Redraw ファインディングチャートの再描画(画像の再取得はしない)。
6 Instrument 観測装置の選択。
7 Detail 観測装置のディテールを表示するか否か。
8 PA Position Angle [deg]
SupCamでは(zviewで見て)North is Up=90deg, East is up=0deg、HSCではNorth is Up=-90deg, West is up=0degとしている。
それ以外ではNorth is up=0deg, East is up=90deg
9 Flip 画像を左右反転(鏡像)にする。NsOpt w/Image Rotatorなど。
Database SIMBAD / NED / GSC 2.3 / PanSTARRS-1 / SDSS DR14 / LAMOST DR3 / USNO-B / GAIA DR2 / 2MASS / WISE / AKARI (IRC & FIS) / SMOKA / HST archive / ESO archive / Gemini archive の各データベースにアクセスして、表示しているファインディングチャート内の天体を検索することができる。
リストは最大5000天体まで検索を行う。NEDなど一部データベースでは特に膨大になる場合があるので、視野が広い場合は注意する。
検索結果はObject List Window : Finding Chart TABに表示され、TAB上部に あるSave queried List to CSV fileボタンで CSV(カンマ区切り)ファイルに保存できる。
10 Query データベース検索をHTTP経由で行う。
11 Disp 検索結果のチャートへの表示のON/OFF。
12 Auto チェックすると新たにファインディングチャート画像を検索するたびにデータベース検索も自動で行う。
13 Search Param. データベース検索の設定ウィンドウを開く。どちらのデータベースを参照するか、検索条件などを変更できる。
Database Query parameters dialog
Action 14 Draw Non-Sidereal Orbit 非恒星天体の軌道の描画のON/OFF。
15 HSC Dithering Parameter HSCのディザーパラメータの設定ウィンドウを開く。
HSC Dithering Parameter Window
16 Save as PDF チャートをPDFに保存する。
17 Print Out チャートを印刷する。
18 Show Help Finding Chart Windowに対するヘルプを表示する。
19 Quit Finding Chart Windowを閉じる。
マウスクリック / スクロール
左クリック
(データベース検索天体を表示しているとき)
検索天体の選択。Object List Window : Finding Chart TABと連動する。
中クリック クリックした点を表示中心に移動。(拡大表示時)
右クリック 二点間の距離を表示。(三点目でクリア)
ホイールスクロール カーソル付近での画像の拡大 (5段階まで)。
ALT+ホイールスクロール 中心を変えずに画像を拡大 (5段階まで)。
SHIFT+ホイールスクロール 5度刻みでPAを回転。
CTRL+ホイールスクロール 1度刻みでPAを回転。



     AD Chart Window

現在のAD (= Atmospheric Dispersion =大気分散) の模式図を表示する。

AD Chart Window

Action 1 Quit AD Chart Windowを閉じる。
2 Redraw 再描画 (通常は一分間隔で自動更新される)
Instrument 3 Rotator ImR / InR イメージローテータもしくはインストゥルメンタルローテータにより、Position Angleを固定できる場合。
HDS (w/o ImR) NsOpt HDSでイメージローテータを使用していない場合 (Position Angleは自動計算される)
HDS (zenith) NsOpt HDSでイメージローテータをzenithモードで使用した場合 (Position Angleは自動計算される)
必ず青い光が画面垂直上側にくる(はず)。
4 PA Rotator=ImR / InRとしたときのPosition Angle [deg]。
5 Flip 鏡像にするかどうか (NsOptで ImRを使う場合はON)。
6 Slit Width 装置のスリット幅 [arcsec]。
Wavelength 7 Target 観測したい波長 [A]。
8 Guide ガイド星の波長 [A]。
波長の長い方が赤、短い側が青で自動的にプロットされる。
Seeing 9 プロットする星のシーイングサイズ [arcsec]。
Plot 10 プロットする範囲 [arcsec]。



     Properties Window

ここで変更する各種設定はSaveした場合は~/.hskymonに保存され、次回起動時からも反映される。

Observatory

Properties Window : Observatory

観測所の設定。デフォルトはもちろんすばるだが、他の観測所にも流用できる。
  • 世界各地の主な望遠鏡の位置があらかじめ登録されている他、マニュアルで新規の望遠鏡を指定することができる。
  • すばるのslewing speed はAz/Elともに0.5 deg/sec。
  • Pointing Analysisによる補正値は入力しなくてよい。


AllSky Camera

Properties Window : AllSky Camera

全天カメラの設定。デフォルトはCFHTのASIVA (Mid-IR)。
  • これも各地のカメラを登録しているが、マニュアルで新規のカメラを登録することができる。
  • その場合は天頂に相当するピクセル値、水平線までのの直径、North is Upにするときの回転角などを入力する必要がある。
  • デフォルトの更新頻度は120secおき。
  • デフォルトでは20枚の画像をオンメモリで処理し、temporary fileは残さない。


AD

Properties Window : AD

大気分散を計算する際のパラメータ。


Obj. List

Properties Window : Obj. List

Object List Window : Main Target TAB の表示項目。


Browsing

Properties Window : Browsing

ブラウザ関連の設定。
  • Windows / macOSではブラウザを指定しなくてよい(システムデフォルトのブラウザを使う)。
  • Finding ChartでSkyViewの任意の3つのバンドのイメージから擬似三色合成画像を作ることができる(SkyView RGB Composite)。 その際の各色の設定をここで決めることができる。


Color/Font

Properties Window : Color/Font

フォント・色の設定。
  • Main Windowで表示する天体名の色・フォントの設定。


Window

Properties Window : Color/Font

各ウィンドウのサイズ設定。
  • Main Windowは再起動時から有効になる。




FAQ / 使い方

     Object List Windowの表示
Main Window の天体をクリックします。
もしくは、Main Windowのメニュー → ObjectObject Listを選択します。


     天体の高度プロットの表示
Object List Window : Main Target TABで天体を選択し、ウィンドウ下部の Plotをクリックします。
Plot button on Object List Window


     ファインディングチャートの表示
Object List Window : Main Target TABで天体を選択し、ウィンドウ下部の Finding Chartをクリックします。
FC button on Object List Window
Finding Chart Windowが表示されたら、装置やチャートの範囲、 画像ソースなどを変更し、ウィンドウ左上のDownload & Redraw (1)を押してチャート画像を 更新してください。


     ターゲット周辺の天体/アーカイブ データの検索
  1. ウェブブラウザでの検索 (検索範囲はターゲットから2 arcmin以内)
    1. Object List Windowで ターゲットを選択し、検索に使いたいデータベースを選択した上で Go ボタンを押す。
      Query on web browser : Choose a database
    2. 結果がウェブブラウザに表示される。
      Query on Web browser : Result
  2. ファインディングチャートでの検索
    1. Object List Windowでターゲットを選択し、Finding Chartボタンを押してファインディングチャートを表示する。
      Finding Chart Database Query : FC button
    2. 必要ならばFiding Chart Windowで画像のソース・サイズを変更して、Download & Redrawボタンを押し、画像を更新する。
      Finding Chart Database Query : FC Image setup
    3. Search Param.ボタンを押して検索パラメータ設定ウィンドウを表示する。
      Finding Chart Database Query : Search Param. button
    4. 検索に使いたいデータベースを選択する。
      Finding Chart Database Query : Database selection
    5. Query ボタンを押して検索を行う。
      Finding Chart Database Query : Query button
    6. 結果がFinding Chart Window と Object List Window : Finding Chart TABに表示される。
      検索結果はTAB上部の Save queried List to CSV fileボタンからCSVファイルに保存できる。
      Finding Chart Database Query : Result on FC      Finding Chart Database Query : Result in Finding Chart TAB


     読み込んだ天体リストに対する観測データの一括検索
hskymon は読み込んだ天体リストすべてについての観測データ (SMOKA, HST, ESO, and Gemini の各データアーカイブ) の一括検索を行うことができます。
この機能は Main Menu → Database[アーカイブ名] : List Query から使うことができます。 立ち上がったウィンドウで観測装置(ひとつだけ選択できます)およびモード、 検索半径、観測日時などを入力して実行してください。
List Query setup for SMOKA
検索結果はバンド名、総積分時間、ショット数のみがObject List Windowの List Query TABに表示されますので、 詳細を知りたい場合はTAB下部にあるShow Detail もしくは Browseボタンを使ってください。
buttons in List Query TAB
前者は Finding Chart / DB TAB、後者は外部ブラウザに それぞれ各フレームの情報を表示します。
Queried results in Finding Chart / DB TAB
検索には一天体数秒程度の時間を要しますが、 一つのマシンで複数の検索を同時に走らせることはできませんので ご注意ください。
このリスト検索の結果は Main Menu → FileList QuerySave / Load で保存 / 読み出しをすることができます。リストが大規模で検索に時間がかかる場合などに使ってください。
また、リスト検索の結果はList Query TAB左上のボタンで CSVファイルに書き出すこともできます。


     標準星を探す
  1. Object List Windowでターゲットを選択し、探したい標準星のタイプを選択した上で Searchボタンを押す。
    Standard Star : Search button
  2. 結果が Main Window と Object List Window : Standard TABに表示される。
    Standard Seach on hskymon      Standard Star : Object List Window
  3. 結果を "Dist." (ターゲットからの距離)でソートし、適当な標準星を選択する。
  4. リストへの追加方法。
    1. もしOPEファイルに定義のみを追加すればよい場合は、Standard TAB下部のOPE Def.ボタンで定義を作成し、それをコピー&ペーストする。
    2. Main TABの天体リストに追加したい場合は Standard TAB下部の Add to Obj. Listボタンを押す。
  5. 探す標準星のタイプが"Standard Locator"/"Rapid Rotator"/"Mid-IR Standard"の場合は Main Menu → DatabaseParam for Standardでポップアップするウィンドウで検索するエリアやパラメータを変更できる。
    Standard Search parameters dialog


     Tip-Tilt ガイド星の選択 (for IRCS)
  1. hskymonを起動し、以下のa∼cのうちいずれかの方法でメインとなる天体を読み込みます。
    1. メイン天体を含むOPEファイルがある場合はそれを読み込みます。
    2. 新規に用意する場合は
      		NGC 3242, 102446.11, -183832.64, 2000.00
      のようなCSVファイルを作って、 メニュー → FileCSV ListOpenで読み込みます。
    3. メニュー → ObjectAddで天体追加ダイアログを起動します。
      Add Object dialog
      のようにSIMBAD もしくは NEDで検索できる天体ならば、座標は自動的に得ることができます。
  2. ファインディングチャートを表示する。
    画像はPanSTARRSもしくはSDSSがよいでしょう。 装置はIRCSを選択します。
  3. Finding Chart Window内メニュー部右上の のデータベースフレーム内のSearch Param.ボタン(13)を押し、
    Database Query Frame in FC Window
    参照するデータベースをGSC (もしくはPanSTARRS, SDSS, USNO-Bのいずれか)にします。
    Database Search Param. Window
  4. Queryボタン(10)でデータベース検索をし、
    Database Query Frame in FC Window
    照合された天体の中から適当なもの (LGSの場合はd<60arcsec, R<18mag)を選択します。
    TT-Guide star selection in FC      TT-Gude star selection : Object List Window : Finding Chart TAB
  5. 選択したTip-Tiltガイド星をOPEファイルに追加します。
    1. OPEファイルがすでにある場合で、一天体のみを追加する場合は、Object List Window : Finding Chart TABの下部にあるOPE Def.ボタン(16)によって天体定義を作り、それをコピー&ペーストしてください。
    2. 複数の天体についてガイド星を検索し、リストを作りたい場合は、Object List Window : Finding ChartTAB左下のAdd to Obj. Listボタン(15)を押すと、選択したガイド星がメインの天体リストに追加されます。
      TT-Gude star selection : Object List Window : Main target TAB
      メニュー → FileExport toから、
      • OPEファイル用の定義
        		    TGT_NGC3242=OBJECT="NGC 3242" RA=102446.11 DEC=-183832.64 EQUINOX=2000.00
        		    TGT_NGC3242_TT=OBJECT="NGC 3242 TTGS" RA=102446.40 DEC=-183918.95 EQUINOX=2000.00
      • もしくはCSVリスト
        		         NGC 3242, 102446.11, -183832.64, 2000.00
        		    NGC 3242 TTGS, 102446.40, -183918.95, 2000.00, added via FC (NGC3242)
      としてテキストファイルに現在の天体リストを出力できます。


     ディザーパターンの確認 (for HSC)
ファインディングチャートでHSC Dithering Parameter ボタン(15)を押すと 設定ウィンドウが開きます。
ここでパラメータを設定し、ディザーパターンをファインディングチャート上に 表示・確認することができます。
HSC Dithering Parameter Window
  • チャート上の"+"マークは、 各ディザーでのオフセット無しの天体座標になる。
  • HSCのCCD配置にはField curvature を考慮していないので、 視野端ではずれが生じます。 より正確な確認にはHSCPlannerを使うことを推奨します。
    HSC dithering pattern on Finding Chart


     非恒星天体の読み込み
非恒星天体(惑星, 小惑星, 彗星など)は追尾ファイル(TSC形式 or JPL HORIZONS形式)を読み込むことで 表示することができます。
OPEファイル内に記述されているファイルを自動的に読み込むことはできませんので、 一天体ずつ追尾ファイルを読み込んでください。 そのため、実際の観測では追尾ファイルをOPEファイルなどと同じディレクトリに置いておくことを推奨します。
ファイルは必ずGeocentricで計算されたものを使用してください。 hskymonの内部ではGeocentricの座標をTopocentricに変換していますので、 Object List Windowなどに表示される座標は、ファイルに記述されているもの とは一致しません。
天体を読み込むとObject List WindowのNoteに 追尾計算の範囲が表示されます。 日時の設定が計算の範囲外である場合は、天体はXマークでモニターに表示されます。
Non-Sidereal targets : Main Target TAB     Non-Sidereal targets on hskymon
また、Finding Chart上では天体の軌道を表示させることも可能です。
Finding Chart for Non-Sidereal targets
メニュー → Non-SiderealConvert HORIZONS to TSCによってJPL HORIZONSの出力をTSC形式に変換して保存することもできます。



     天体の固有運動
天体の固有運動が疑われる場合は、Finding Chart Windowにて SIMBAD (もしくはUSNO-B / GAIA)で Database query (10)をかけると、 チャート上に固有運動を表示できます。
Proper motion of Baranard star
緑線と点で表示したのが、2000年分点と観測日時(Main WindowのDateで表示した日時)の間の差異になります。
Object List Window : Finding Chart TABのOPE Def. (16)で定義を作成した場合は、固有運動を考慮した座標(緑点の位置)が自動的に入ります(↓上画像はバーナード星)。


     sourceからのコンパイル (UNIX)
  1. 必要なライブラリは
    Gtk+2 (2.24以降)もしくはGtk+3(3.22以降), libxml2, openssl, json-c および xmlrpc-c (XMLRPCオプションを使用するときのみ)とその開発環境になります。
  2. sourceの取得。
    1. sourceのtarを展開してディレクトリに移動。
    2. gitからダウロードする場合
        % git clone https://github.com/chimari/hskymon.git
      でクローンを作成した後に
        % cd hskymon
        % touch configure configure.ac aclocal.m4 Makefile.am Makefile.in
      としてください(aclocal関連エラーを避けるため)。
  3. ./configure
    [option]
       --with-gtk3     : use Gtk+3 instead of Gtk+2
       --with-xmlrpc   : make w/xmlrpc to get telescope status in Gen2
       --with-win32    : make for Windows (32bit/64bit)
       --with-gtkmac   : make w/gtk-mac-integration for macOS
       --with-maintain : designate deprecated functions (for maintainer)
    XMLRPCオプション(= Gen2のステータスサーバーとの通信機能)を使用するケースでは
      gen2.h
    の中の
      #define DEFAULT_RO_NAMSERVER "addres.for.gen2.status.server.foo.bar"
    の部分をGen2の正しいアドレスに書き換えてください(アドレスは必要な場合のみ観測所OCSグループに問い合わせください)。
    aclocalうんぬんでconfigureが蹴られる場合はかわりに
    ./autogen.sh
    を使ってください。
  4. make
  5. sudo make install
    実行ファイルは hskymon というバイナリのみになります。


     sourceからのDebianパッケージ(.deb)の作成
  1. 上述したコンパイルに必要な環境を揃える。
  2. source をダウンロードし、展開する。
  3. % cd hskymon-x.x.x/debian/
  4. % debuild -us -uc -b
  5. .debパッケージがsource hskymon-x.x.x/)と同じ階層に作成される。


     sourceからのRedHatパッケージ(.rpm)の作成
  1. 上述したコンパイルに必要な環境を揃える。
  2. rpmbuildできる環境も整える。
  3. % cd ~/rpmbuild/SOURCE/
    source (.tar.gz) をこの SOURCE/ディレクトリにダウンロードする。
  4. % cd ../SPEC/
    hskymon.spec を SPEC/ディレクトリに展開する。
    % tar zxvf ~/rpmbuild/SOURCES/hskymon-x.x.x.tar.gz hskymon-x.x.x/hskymon.spec --strip=1 -C  ~/rpmbuild/SPECS/
  5. RPMの作成。
    % rpmbuild -bb --clean ~/rpmbuild/SPECS/hskymon.spec
  6. .rpmファイルが ~/rpmbuild/RPM/(your architecture)/ に作成される。



Akito Tajitsu
Last modified: Mon Jul 16 15:21:05 HST 2018


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