お知らせ
すばる秋の学校2009 1st circular
2009年7月24日
http://optik2.mtk.nao.ac.jp/autumn09/
国立天文台ハワイ観測所・光赤外研究部・天文データセンターは共催で「すばる秋の学校2009」を開催致します。
主催: 国立天文台 ハワイ観測所・光赤外研究部・天文データセンター
現在あるいは今後すばる望遠鏡を用いた研究を希望する大学院生等に、すばる望遠鏡に関するデータ解析を中心とした講習を行なう「すばる秋の学校2009」を開催致します。今回は3つの装置(Suprime-Cam, HDS, IRCS)に関する実習を行なう予定です。この「すばる秋の学校」は全国の大学・研究機関ですばる望遠鏡を使って研究のできる新しい世代を育成することが目的です。指導教員の皆様は是非この機会をご利用くださいますよう御検討頂き、本メールが届かない大学院生若手や大学院進学を目指す学部4年生などに広く周知広報下さいますと幸いです。
秋の学校の内容はデータ解析実習(アーカイブ実習も含む)とそれ以外(講義等)で編成されます。データ解析実習は参加登録を必要とし、1つの装置を選んでデータ解析を実際に行って頂きます。以下の参加対象者、参加申込をご覧ください。講義等は装置の別はなく、参加申込無しでご参加頂けます。なお、講義、実習等は日本語で行なわれる予定です。
以下は現時点でのプログラム案です。日程は変更の可能性があります。
自己紹介等
計算機環境設定等
(昼食)
アーカイブ実習
データ解析実習
レセプション(無料)
データ解析概論/各論
(昼食)
天文台内見学
データ解析実習
すばるによる観測成果
研究サイクルについて(含:プロポーザル準備)
(昼食)
データ解析実習
懇親会
データ解析実習
(昼食)
データ解析実習
まとめ
・Sprime-Cam: 可視撮像、2008/08 以前の旧チップの解析です
講師:八木雅文
・HDS: 可視エシェルスペクトル(点光源のマルチオーダ観測のデータ)
講師:青木和光
・IRCS: 赤外低分散分光(一次元スペクトル)
講師:今西昌俊
参加申込のフォームの中にある第一希望、第二希望を申し込みの際にお書きください。応募が偏った場合は希望どおりにならない場合があります。
対象は大学院生を中心とさせていただきます。研究員、スタッフの方の応募も受け付けますが、大学院生が優先である事は御理解下さい。
データ解析実習については、全日程参加を前提とします。部分参加の方も応募頂く事は可能ですが、人数が超過した場合に全日程参加の方が優先されますので御了承下さい。データ解析実習に関しましては、参加人数を10~20名程度に限らせていただきます。この受け入れ可能な人数はPCを持参頂ける人数にもよります。X-Window と ssh が利用できる PC(ノートPC等)をお持ちの方は申請フォームの該当箇所をチェックした上、当日持参下さいますよう御協力お願いします。また実習参加者は、UNIX(実習で使う OS は Linux です)の、基礎的な部分の使い方は理解している事を前提とします。具体的には春の学校2009 のLinux に関する memo を参考資料の Web ページから御参照下さい。
http://www.naoj.org/Observing/DataReduction/mtk/spring09/reference.html
多数の申し込みがあった場合には、主に申込書の「今回の学校で特に何を知りたいか」に関する記述と、PC持参の有無に基づいて選考させていただきますので、予めご了承下さい。
以下のWWWページから 2009/09/25 12:00 (JST) までにお申し込み下さい。
http://optik2.mtk.nao.ac.jp/autumn09/register/
10月2日を目処に応募者の方に御連絡致します。データ解析実習以外のレクチャー等のみ参加の場合は参加申込は必要ありません。
学校開催時点で学部生もしくは大学院生であるデータ解析実習参加者の方には、御希望がある場合は国内の所属研究機関からの往復旅費とコスモス会館宿泊料を当学校から支給します。参加申込の際に必要事項をお書きください。なお、懇親会は実費を頂きます。
宿泊施設としては国立天文台三鷹キャンパス内のコスモス会館を用意しています。コスモス会館での宿泊を希望される方は参加申込の際にその旨お書きください。なお、定員超過の場合は、遠方の参加者を優先させていただきますので御了承下さい。
もしご不明な点等ございましたら以下の世話人宛にemailにてご連絡ください。
autumn09[a t]optik.mtk.nao.ac.jp
※[a t]を@に変更してください。