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2015年度すばるユーザーズミーティング開催

2016年2月17日 (ハワイ現地時間)

  2015年度のすばるユーザーズミーティングが、2016年1月19-21日に静岡県熱海市 (KKR ホテル熱海) で開催されました。すばるユーザーズミーティングが国立天文台のキャンパス以外で開催されたのは、実にすばる望遠鏡創設以来初めてのことです。ユーザーズミーティングには国内外から約 120 名が参加し、望遠鏡や観測装置の運用に関する観測所からの各種報告に加え、すばる望遠鏡による最新の科学成果の報告が行われました。


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写真1: 成果報告の様子。(クレジット:国立天文台)


  今回のユーザーズミーティングでは、2020年代を見据えた各国の望遠鏡との連携をどのように進めていくかが重点的に議論されました。特に、すばる望遠鏡と同じくハワイ島マウナケアを拠点とする望遠鏡群と今後さらに緊密に連携していくことの重要性が改めて認識される機会となりました。

  また、これから広視野・高感度の撮像・分光装置やユニークな系外惑星観測装置を観測装置の柱としていく予定のすばる望遠鏡にとっては、将来の光赤外線宇宙望遠鏡との連携も不可欠です。今回のユーザーズミーティングには、将来計画されている各宇宙望遠鏡プロジェクト (WFIRST、Euclid、TESS、SPICA) の紹介が行われ、すばる望遠鏡との連携の可能性について議論が行われました。Hyper Suprime-Cam (HSC) や現在開発が進んでいる Prime Focus Spectrograph (PFS) などの広視野観測装置、そして赤外線視線速度測定装置 InfraRed Doppler instrument (IRD) などのすばる望遠鏡のユニークな観測装置たちは、これらのスペースミッションと連携して素晴らしい相乗効果をもたらすと期待され、世界的にも一層注目されています。

  ファーストライトから 15 年以上が経過したすばる望遠鏡は、現在も第一線で活躍を続けています。そして今後もさらに進化を続け、世界的な研究成果を発信し続けていく決意を固めました。


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写真2: 参加者の集合写真。(クレジット:国立天文台)






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