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ハワイ観測所スタッフ、今年も地元の学校で出前授業を実施

2015年6月3日 (ハワイ現地時間)

  すばる望遠鏡は地元ハワイ島での天文教育普及活動に深く携わっています。今年で11年目を迎えた教育プログラム「ジャーニー・スルー・ザ・ユニバース」(以下「ジャーニー」) では、マウナケア観測所群やヒロ・ワイアケア校区の教育委員会と連携し、地元の小・中・高等学校で授業を行っています。すばる望遠鏡のスタッフがジャーニーを通じて過去4年間に行った出前授業は約190。お会いした児童・生徒のみなさんは、のべ4500名にのぼります。

  今年出前授業を行ったすばる望遠鏡の科学者・技術者は全員で8名。有本信雄 (ハワイ観測所所長)、シェリー・イェー、アナ・フェレ・マテウ、林左絵子、ジョシュア・ウィリアムズ、オリビエ・ギュヨン、ラッセル・カックリー、嘉数悠子はジャーニー期間の3月1日から5日の間に合計26の出前授業を行い、700人以上の児童・生徒さんと天文学の楽しさを共有しました。


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図1: 有本所長と Ernest Brown De Silva 小学校4年生の児童の皆さん。(クレジット:国立天文台)



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図2: 研究員のシェリー・イェーさんとアナ・フェレ・マテウさんによる Chiefess Kapiolani 小学校での授業の一コマ。なんとトイレットペーパー(!)を使って、児童の皆さんに太陽系惑星間の距離を実感してもらいました。(クレジット:国立天文台)



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図3: アウトリーチ・スペシャリストの嘉数悠子さんと Ernest Bowen De Silva 小学校の3年生の皆さん。(クレジット:国立天文台)


  また、ジャーニーの一環としてイミロア天文学センターで開催されている「ジャーニー・ファミリー・デイ」は今年も大盛況。のべ2300人の市民のみなさんが来場し、天文学の最新の発見や望遠鏡の技術に関する講演に熱心に耳を傾けたり、マウナケア観測所群のブースでの様々なプログラムに参加したりしました。すばる望遠鏡のブースでは国立天文台から総勢8名のスタッフが参加し、望遠鏡の仕組みやすばる望遠鏡が成し遂げてきた数々の成果を分かちあいました。


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図4: すばる望遠鏡のブースでは、今年もミニ望遠鏡の実演が子供たちの間で大人気。この中から将来何人の天文学者や技術者が生まれるのでしょうか。楽しみです。(クレジット:国立天文台)


  すばる望遠鏡でのジャーニープログラムを指揮した嘉数悠子さんは「大勢の方々、特に好奇心あふれるハワイの子供たちと触れ合うことができて、観測所スタッフ一同とても楽しい時間を過ごすことができました。このような教育プログラムや普及活動を通じて地域の方々と天文学の楽しさを共有することは、観測所の大切な使命です」と語っています。





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