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HSC 開発チームに平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰

2015年4月22日

  すばる望遠鏡に新しく搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム, HSC) の開発チームのメンバーが、このたび「超広視野を実現した Hyper Suprime-Cam の開発」で多大な貢献をしたことが評価され、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞 (開発部門) を受賞しました。授賞式は2015年4月15日に東京で行われ、宮崎聡さん (国立天文台先端技術センター、HSC 開発チームリーダー)、小宮山裕さん (国立天文台ハワイ観測所)、川野元聡さん (国立天文台ハワイ観測所) が、賞状と盾を受け取りました。


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写真1: 授賞式に出席し、賞状と盾を受け取った宮崎聡さん (中央)、小宮山裕さん (右)、川野元聡さん (左)。(クレジット:HSC Project/国立天文台)


  科学技術賞 (開発部門) は「我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与する画期的な研究開発若しくは発明であって、現に利活用されているものを行った個人若しくはグループ又はこれらの者を育成した個人」を対象としており、今年は 26 件の受賞がありました。宮崎さんらが開発した HSC は、満月9個分の広さの天域を一度に撮影できる世界最高性能の超広視野カメラです。HSC の開発・搭載によってすばる望遠鏡の視野は従来の約7倍に広がり、重力レンズ効果を用いたダークマター分布の直接探査などの大規模な観測プログラムも始まりました。

  受賞した宮崎さんは「Hyper Suprime-Cam プロジェクトは、途中いくつもの難題がありましたが、チームワークで乗り切ってきました。今回の表彰は、Hyper Suprime-Cam の構想・開発・製作・試験観測を進めてきた、プロジェクト全員に対するものだと思います」と語っています。


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写真2: HSC 実物大 3D ポスターの前に集合した HSC 開発チームのメンバー。(クレジット:HSC Project/国立天文台)




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