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見た人は幸せに?マウナケアで撮影された月の虹

2013年11月11日 (ハワイ現地時間)
最終更新日:2023年9月21日

観測のためにすばる望遠鏡を訪れていた研究者が、夜間に月の光により生じる虹「月虹」を撮影しました。「ムーンボウ」とも呼ばれる大変珍しい現象で、ハワイでは「見た人には幸せが訪れる」といった言い伝えもあります。

見た人は幸せに?マウナケアで撮影された月の虹 図

図1: マウナケア山で観測された月虹 (ムーンボウ)。上方に見えるのはオリオン座。その下に、霧の中に浮かび上がる月虹が写し出されています。(クレジット:国立天文台/撮影:高橋康人 (北海道大学))

月虹が観測されたのはハワイ時間2013年11月10日の夜遅く。マウナケア山頂エリアの湿度が高く、道路が凍結する恐れがあったために、宇宙航空研究開発機構や北海道大学の研究チームが安全のために一時的に中間宿泊施設に下りたときの事でした。勇ましく輝くオリオン座の下、霧の中に弧を描く月虹がはっきりとと写し出され、幻想的な情景を作っています。

月虹に遭遇した研究者に果たして幸運は訪れるのか?研究チームの観測結果にぜひご期待ください。

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