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(5) 参加者の感想
2008年5月19日
以下は、抜粋です (原文のまま)。
- 自分が作成したオペファイルに基づいてすばる望遠鏡が実際に動作する様子は非常に感動的でした。観測に際しての緊張感や、モニター上に対象天体の画像が表示されたときに感じた『今、自分はすばる望遠鏡を使って観測をしている』という実感は、他人から見聞きした印象からは感じ得ないものであり、実際に望遠鏡を操作することによってはじめて得られる意義深い体験であったと思います。
- すばる望遠鏡を見学した時ももちろん感動して、色々と得るものが多かったのも事実です。しかしそれ以上に実際の観測を通じて得た自分の未熟さ、そして勉強不足に改めて気づかされたという点が自分には強烈で、いい勉強になりました。自分は正直甘えていたのです。そんなに急がなくてもいつかは研究テーマは決まる、知識もついてくる、と。しかしいつまでもそんな消極的な態度ではいけないのだと、今回の企画に参加して思いました。やりたいことが見つかったのなら、それに向かって自分から頑張っていかなくてはならないのだと。今回の企画で自分がやりたいことが、なんとなくですが見えてきました。これからが勝負、頑張っていこうと思ってます。
- この企画に参加できる事になって、観測に関して調べたり、ハワイでいろいろ見学している内に、観測への興味が膨らんできました。特に、前は観測装置自体に関しては全くと言っていいほど興味は無かったのですが、今では、出来ることならいつか観測装置を作るのに携わってみたい、とまで思う様になっているのには自分でも驚いています。
- 様々な大学の友達と交流でき、それぞれの大学の現状や興味を持っていること、進路、そして掲げている目標など本当にたくさんの話をすることが出来ました。みんなの目標を聞き、自分も頑張らなくてはいけないと感じましたし、切磋琢磨出来るような友達が出来たことは貴重な財産となりました。
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