Tennetの皆様、Gopiraの皆様

              『すばる望遠鏡次世代AOワークショップ』

下記のように、すばる望遠鏡の次世代AOをサイエンスと装置両方の立場から広く
議論する研究会を開催いたします。興味をお持ちの方の積極的なご参加&ご講演
を期待致します。参加登録、一般講演申し込み、旅費申請は、次のwebページで
お願いします。一般講演と旅費補助の締切りは7月22日(金)となっていますので、
どうぞご留意下さい。

  研究会webページ   http://www.naoj.org/Projects/newdev/ws11b/

なお、この週は京阪地区で光赤外関連の研究会が連続しています。

9/5(月) 午後  TMTサイエンス検討報告会@京大理セミナーハウス
9/6(火)-7(水) 光赤天連シンポジウム@京大理セミナーハウス
9/8(木)-9(金) すばる次世代AOワークショップ@阪大中之島センター

この機会を利用して、多数の方のご参加を期待しております。


                記

研究会題目:すばる望遠鏡次世代AOワークショップ
      http://www.naoj.org/Projects/newdev/ws11b/

日時:2011年9月8日(木)10:00~9月9日(金)17:00

場所:大阪大学中之島センター
     http://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.php

趣旨:
 このワークショップは、サイエンスの観点からすばる次世代補償光学の方向性
を定め、さらにその補償光学系を生かす観測装置の方向性を定めることによって、
次世代補償光学、観測装置の実現に向けたスタートを切り詳細な概念提案に結び
付けることが目的である。
 すばる望遠鏡において継続的に開発されてきた補償光学系は多数の科学的成果
に結び付いた。最近では補償光学系のアップグレードとレーザーガイド星の導入、
AO188+LGS、も共同利用を開始し、科学的成果を上げつつある。さらに HiCIAOや
SCExAO など AO188 のシステムに付加される特徴的な観測装置も開発されてきた。
まずはこのような AO188+LGS までの補償光学を用いた科学的、技術的成果をレ
ビューする。さらにこのシステムでどのような限界が見えているかの現状を検討
する。その結果に基づいてすばる望遠鏡の次世代の補償光学システムの方向性に
ついてサイエンス、技術的可能性の観点から列挙し、対応する装置開発の検討と、
それにより拓かれるサイエンスにつ いて議論することを目的とする。
 補償光学は地上大型望遠鏡の基幹をなす技術となり、さらなる高精度化あるい
は広視野化の方向で世界各地の望遠鏡で開発が進められている。すばる望遠鏡の
次世代補償光学としては、副鏡を可変にして広視野で像質の改善を得る地上層補
償光学(GLAO)を中心に、さらに広視野多天体補償光学(MOAO)などが、すばる補償
光学グループや東北大学などで構成されるすばる次世代補償光学WGで検討されて
いる。これらの広視野補償光学が実現すると、主焦点の広視野をベースに展開さ
れたすばる望遠鏡のユニークなサイエンスをさらに発展させることが出来ると期
待される。また可変副鏡は像質の良いすばる望遠鏡を生かしてさらに高精度の補
償を実現することを可能にする。
 世界的にみると南天で VLT が同様のGLAO計画をすでに推進するなど広視野の
次世代補償光学計画が目白押しになっており、日本のコミュニティにおいてもで
きるだけ速やかに、すばる望遠鏡を生かした次世代補償光学の在り方をサイエン
スニーズの観点から議論する必要がある。また次世代補償光学システムの能力に
適合した次期広視野観測装置の議論も不可欠となっている。


暫定プログラム:

#このプログラム案は、現在ご了承頂いている招待講演のみを挙げています。
#この他に一般講演を募集しております。上記webページの参加申込ページか
#ら奮ってお申込みください。

1.挨拶、これまでの補償光学装置:家正則(国立天文台)

2.これまでのAOサイエンスのレビュー:小林尚人(東京大学)

3.AO188+LGS の進捗と初期成果:美濃和陽典(ハワイ観測所)

4.すばる次世代補償光学の提案
イントロダクション:大屋真(ハワイ観測所)
GLAO (Ground-Layer Adaptive Optics):早野裕(ハワイ観測所)
MOAO (Multi-Object Adaptive Optics) (+RAVEN):秋山正幸(東北大学)

5.装置提案
赤外線広視野の観点から:本原顕太郎(東京大学)
OH Suppression Fibre:岩田生(ハワイ観測所)
面分光器の観点から:尾崎忍夫(国立天文台)
中間赤外線カメラの観点から:(交渉中)
多天体分光器の観点から:西村徹郎(ハワイ観測所)

6.サイエンス提案
銀河進化の観点から:美濃和陽典(ハワイ観測所)(AOシミュレーション)
          小山佑世(国立天文台)
          岩田生(ハワイ観測所)(スペースプロジェクトとの比較)
銀河考古学の観点から:千葉柾司(東北大学)
活動銀河核の観点から:長尾透(京都大学)
系内天体の観点から:長田哲也(京都大学)
銀河中心の観点から:西山正吾(国立天文台)
惑星探査の観点から:深川美里(大阪大学)

7.議論
Gemini/CFHT/Keck との連携:高見英樹(ハワイ観測所)、他


旅費補助について:

本研究会は国立天文台研究集会に採択されております。
しかし財源が限られておりますので、おそらく皆さんのご希望に沿うことはでき
ません。その場合、若手(大学院生、ポスドク)および招待講演者を優先させて
いただきますので、ご了承下さい。
財源を他にお持ちの方は、出来るだけそちらから支出頂くことをお願い申し上げ
ます。

お問い合わせ先:岩田生 (iwata at naoj.org)、児玉忠恭 (kodama at naoj.org)

世話人:
秋山正幸(東北大学)、本原顕太郎(東京大学)、小林尚人(東京大学)、
菅井肇(東京大学IPMU)、深川美里(大阪大学)、
児玉忠恭(ハワイ観測所)、岩田生(ハワイ観測所)、早野裕(ハワイ観測所)、
寺田宏(ハワイ観測所)、臼田知史(ハワイ観測所)、柏川伸成(NAOJ, TMT室)
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