Jan. 18 (Tue), 2011 (JST)
Seminar Room, NAOJ Mitaka HQ
国立天文台三鷹キャンパス すばる棟 大セミナー室
--------------------- [ 国立天文台先端技術センター(ATC)の役割、 企業・パートナーの開拓についての議論 ] ・大学では要素技術について全分野でエキスパートは揃えられない。各要素技 術について先端技術センターで継続的な開発をしてほしい →共同利用は行っている。コンタクトして欲しい ・現在のATCに不足しているのは、・システム設計ができるエンジニア、・新 卒の技術員、・動く機械を設計できるエンジニア ・企業でよい技術をもっているところがあるので、そういうところを育ててい くのもよいのでは。アメリカでは研究者がスピンオフして企業を作るケースが あるが、日本にはあまり根付いていない。光学系にはいくつかあるが、他にも できる分野はあるのでは。 ・技術をもっているところが集まるところに参加していくことも考えられる ・TMTの1期装置への貢献が当面最も重要な課題と認識している ・2期装置についてはよく分からないということだったが? →2期装置も装置毎に時間スケールも異なり、それぞれATCに求めることが違う と思われる。 [ R&D経費について ] ・現在はすばるR&D経費というものはなく、共同開発研究経費として国立天文 台で一括して公募を行っている。 ・共同開発研究経費では、それぞれの開発がどのように進められているかを各 分野に詳しい人間が追跡、助言するきめ細かなサポートができていないので、 より効果的にサポートするためにローカルな範囲でのサポートを行いたい、と いう主張はありうるのでは。 ・共同開発研究経費では、すばる望遠鏡やTMTプロジェクトが必要としている ものをサポートするという形になっていない。ハワイ観測所としてはR&D経費 を要求しているが認められていないということだが、どうすれば認められるよ うになるのか? →公平性の問題、すばるだけサポートするということはできないということ。 光赤外でのロードマップを提示して、それに沿って配分するように要望してい くことはできるのでは。 ・競争的な資金では、先鋭的なものが予算を獲得しやすいが、実際の装置とし て実現するところは獲得が難しい。そういうところは国立天文台がサポートで きるとよい。 ・共同開発研究経費は萌芽的なものをサポートするもので、皆さんの要望に応 えるものではないだろう。R&D経費が認められないのはお金がないから。光赤 外コミュニティが衰退しないためにはどうしても必要であるということを訴え る必要がある。現在はハワイ観測所長裁量でcontingencyとして少しできてい るということで、それは一つのよい傾向である。 ・R&D経費としてつけていくにあたっては、より具体的な計画、内容を考えて いく必要がある。 ・基礎的なものの継続的な開発、サポートが重要。 → ATCは共同利用を行っている。共同利用申請フォームがwebに置いてあるの でそこに要望することを書いて出して欲しい。 回折格子についてもATCで技術を維持していきたい。要望があれば出して欲 しい。 [ 装置技術ワークショップについて ] ・装置開発者間の情報交換のためにもワークショップをしては。研究者だけで なく技術の人や、メーカーの人も参加できるような形がよい。 ・メーリングリストを作ると情報交換もできるのでは ・情報が本当に必要なら色々な人に問い合わせるなどして苦労してでも得るは ずのものである。 かつてのすばるR&D経費は、挑戦的なものに敢えて投資するようなところがあ った。R&D経費を復活させるのであれば、経験、知識をもった人がコアメンバ ーになって議論して進めていくのがよい。 装置開発の技術的なことは、名古屋大学の金工室にも相談してみて欲しい。 ・すばるSACの中に装置開発に関する小委員会を作っていくのもよいのでは。 TMTも含めた、観測装置小委員会として光赤外専門委員会の下に作るのがよい のではないか。 すばる小委員会、TMT小委員会が協力してワーキンググループを作るような感 じか。 ・このワークショップへの学生の参加が少なかった。装置開発に関わる人が減 ってしまったら死活問題。明日のすばるUMで議論されるPFSでも、日本での開 発を是非進めるよう声をあげてほしい。 ---------------------