Subaru Telescope New Development Group


Subaru Telescope Future Instrumentation
すばる望遠鏡 将来装置計画


Internal Meeting, Apr. 28, 2011

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議事録

Discussions were made in Japanese. A brief summary:

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将来装置計画所内ミーティング 2011/04/28 1pm-3pm (HST) 104A

出席者(順不同、敬称略): 
美濃和、青木K、児玉、臼田、服部T、高見、高遠、今西、木村、藤吉、仲田、
大屋、寺田、西村、友野、田実、田中壱、藤原、岩田

1、次世代AOワーキンググループでの検討状況

(1) AOシミュレーションの進捗 (大屋)

 資料参照。

[ MOAO (Multi-Object AO) について ]

 ・(仮)仕様: FoR 3 arcmin, FoV a few arcsec, diffraction-limited
  tomographyとopen loopがkey technology
  Field of Regard expands with telescope aperture →
  30mができると視野が限定され天体数が稼げない8m級でのMOAOは厳しいの
  では。
 ・LTAO Laser tomography: KeckのNGAO。構成はMOAOに近いがより高いSRを
  目指し視野は狭い。

 (Q) MOAOの方が安いか? 必ずしもそうでもない?
 → Laserを少なくするなど、安くする可能性がある、仕様による

 (Q) MOAOのFoRのlimitationについて。open loopならよいのか?
 → 補正したいところの波面が分かっていないと補正ができない。

 (C) MOAO FoRの端では、高層の補正ができず性能が悪くなる。GLAOに近くなる

 (Q) ガイド星が増えればFoRは増えるか
 →原理的には増えるが、現実的には大きくは増えない (すごくたくさん必要
  になる)

 (Q) 個々の視野は何で決まるか?
 → isoplanatic angle

 (Q) LGSの方向を変えられたらFoRはひろげられるか
 → 隙間ができたりするとよけい悪くなる、簡単でない

 (Q) MOAOでどれくらい簡略化できているのか?単純なAOを並べるのとどちら
 が有利か?
 → 観測天体数が多くなるほどMOAOのメリットが出てくる

[ GLAOについて ]

 ・(仮)仕様: FWHM < 0.4", FOV 10 arcmin
  補正するゆらぎがどの高さにあるかが重要
  AndersonのGemini-S向けの検討結果(PASP 118, 1574)はシーイング悪い時
  に効果が大きいとなっているが、すばるでそうかは慎重に検討する必要。

 ・GLAO simulation (preliminary results)
  4 NGS, 32 x 32 elements, natural seeing 0.66" @ 0.5um
  10'Φの視野全体でかなり均一にFWHM 0.2" @ K-band
  Profileの裾野: 評価の仕方はどうするか、意見をもらいたい
  星が十分明るく理想的なケースであり、良い方向に出ていると思われる。
  入っていない要素がないかも含め、さらに検討

 (Q) NGS4個がうまくあるような状況は多くないのでは。3個だとどうか。
 → LGSになる。レーザーの数を減らすことは開発上はメリットがあるので検
 討したい。

 (Q) Geminiとの共同の可能性は。すばるは望遠鏡がRigidなので有利という
 ことは云われるが、Geminiは副鏡小さいからやりやすいということはあるか
 → 一概に言えない

 (C) GLAO 開発に時間がかかるのが問題。JWSTや、HST WFC3(スリットレス分
 光もあり)と対抗できる、あるいはcomplimentaryになる戦略があるか。


(2) AOによる遠方銀河観測の可能性検討状況 (美濃和、岩田)

 岩田、美濃和資料参照。

 シミュレーション:まだノイズが入っていない。現在の大屋さんのシミュレ
 ーション結果は補正が良く効いているので、WFC3のそのままの画像とあまり
 違わない。Moffatで考えると、FWHM=0.3"くらいは達成することが必要に思
 える。


 今回の議論では、MOAOよりもGLAOの方が好ましいという方向が強かったが、
 次世代AOワーキンググループで検討を続け、9月WSまでにさらに議論を進め
 て観測所としての方向性をまとめる。

2、関連技術開発の状況

(3) 面分光機能について
(4) OH除去ファイバーについて

 岩田資料参照。
 時間がなく面分光については議論ができなかった。次回?

3、このミーティングについて (高遠)

 将来装置計画所内会議を始めて1年経過した。
 この1年での進捗を考えると、
 ・方向性としては、広視野・高解像度ということが当初から挙げられていた。
  広視野はHSC、PFS。高解像度はAO188、HiCIAO、SCExAO。ここに広視野と
 してGLAOを加えるか、ということが議論されている
 ・多様なサイエンス要求にどう応えるか、ということについては、PIタイプ
  装置についてワークショップを開催した。既存装置のupgradeも含め、
  facility instrument の充実についても議論が必要。
 ・今後: 1ヶ月ごとくらいに開催を考えている。

 (C) IRの装置計画の策定がこの1年の大きな目標
 (C) 装置が増えると運用できなくなる。デコミッションも検討し、さらに魅
 力的なfacilityとしていく必要

(以上)
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