秋の学校 2010 Suprime-Cam、計算機周辺の最初の準備 v0.91 (2010/12/04 rev.) 秋の学校ではデータセンターの利用者アカウントは subaru** か、あるいは院生の場合は個人アカウントを使う事になります。 準備は大筋は SDFRED2 マニュアルに従えば良いのですが、 まずそこに辿り着くまでの作業についてです。 0) アカウントの準備、初期パスワードの変更等は 指示に従って終了させておいて下さい。 1) 持ち込まない方は ws** にログインし、startx で XWindow 環境を開始します。 ターミナルを1つ開いておいて下さい。 持ち込み PC の方は X11 環境を準備した後、 ターミナルを1つ開いておいて下さい。 2) 指定された ana** サーバに ssh でログインします。 以下では例として ana15 だったとします。 なお、持ち込み PC の方は ssh 経由なり、直接なり いずれにせよリモートからの X アプリが開くように、 ssh -Y を使ったり、ログイン先で DISPLAY 環境変数を設定するなり して下さい。 3) ana15 上で xterm を開きます。 $ xterm & として下さい。 5) 自分がどのサーバで作業しているか念のため確認しましょう $ uname -n 6) 作業用ディレクトリを ana15 に作成します。 場所はこれも別途指定があります。 例えば /mfs04a を指定されていたとしましょう。 7) ディスクの利用状況を調べて下さい。 $ df -h /mfs04a Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on fs04-l:/mfs04a 1.1T 200M 1019G 1% /mfs04a この場合、利用率は 3%。十分空きがあるので、 ここでOKです。もし、Use% が 50% を越えていた場合は 講師に申し出て下さい。 ※ちなみにオプションの-hは「人に読める(human readable)」の頭文字。 8) 作業ディレクトリを作成します。この名前はアカウント名と 同じにして下さい。例えばユーザ名が hogehoge の場合以下になります。 $ mkdir /mfs04a/hogehoge 9) 作業ディレクトリに移動します。 $ cd /mfs04a/hogehoge 10) 自分がどのディレクトリにいるかも念のため確認しましょう $ pwd 11) IRAF と ds9 の設定をします。 別の配布資料を参考にして下さい。 さて、次に Suprime-Cam の標準解析ソフトウェア SDFRED を準備します。 12) ソフトウェア、SDFRED をダウンロードします。 場所は当日指定しますが、 sdfred2 ソフトウェア、例えば sdfred20101203_mf2.tar.gz を ana の作業ディレクトリ、例えば(/mfs04a/hogehoge/)に、 ウェブブラウザを使ってダウンロードします。 ウェブブラウザとしては ana** には firefox (というソフトウェア)が インストール済です。 $ firefox で起動します。 ソフトウェアへのリンクをクリックすると、どこにダウンロードするか 聞いてきます。置き場所は作業ディレクトリを指定して下さい。 13) ダウンロードしたパッケージを展開し、構築します。 ここからは SDFRED2 マニュアルに従って下さい。