すばる秋の学校 2010
最新のお知らせ
国立天文台ハワイ観測所・光赤外研究部・天文データセンターは共催で「すばる秋の学校2010」を開催致します。
開催日時
2010年12月14日(火)-12月17日(金)
開催場所
国立天文台・東京三鷹キャンパス すばる棟1F院生セミナー室 及び すばる共同利用室 (三鷹キャンパスへのアクセス)
世話人
青木和光(代表)、有本信雄、石垣美歩、日下部展彦、高田唯史、福江翼、古屋玲、林将央(国立天文台)
主催
国立天文台ハワイ観測所・光赤外研究部・天文データセンター
趣旨
ハワイ観測所(すばる望遠鏡)では、データ解析実習を中心として観測研究の基礎を学ぶ「すばる学校シリーズ」を、天文データセンター・光赤外研究部と共催で、定期的に開催しております。「秋の学校」は主に大学院生(特に修士課程)を対象とし、「春の学校」よりも実践的な内容としています(大学院進学を予定している学部生も受け入れます)。すばる望遠鏡などを使って光赤外天文学分野で研究を行う意欲ある大学院生・学生を歓迎します。今回は近赤外多天体分光、可視撮像、可視高分散分光に対応する3つの装置(MOIRCS[分光], Suprime-Cam, HDS)に関する解析講習を実施します。
内容とプログラム
秋の学校では、データ解析実習(アーカイブ実習も含む)とデータ解析や観測成果の講義等を行います。 データ解析実習は参加登録を必要とし、1つの装置を選んでデータ解析を実際に行って頂きます。
講義等は装置の別はなく、参加申込無しでご参加頂けます。なお、講義、実習等は日本語で行なわれる予定です。
データ解析実習の対象とする装置と講師は以下のとおりです。参加申込のフォームの中にある第一希望、第二希望を申し込みの際にお書きく ださい。応募が偏った場合は希望どおりにならない場合があります。
- Suprime-Cam (可視撮像) 担当予定:仲田史明(ハワイ観測所)、八木雅文(光赤外研究部) (Suprime-Camのページ)
- HDS(可視エシェルスペクトル(点光源のマルチオーダ観測のデータ)) 担当予定:青木和光、石垣美歩(ハワイ観測所) (HDSのページ)
- MOIRCS (赤外多天体分光) 担当予定:吉川智裕(京都産業大学)ほか (MOIRCSのページ)
プログラムは以下のページをご覧ください。
データ解析講習の参加対象者
データ解析講習の参加対象者は大学院生および大学院進学を予定している学部生 を中心とさせていただきます。研究員、スタッフの方の応募も受け付けますが、 大学院生・学部生が優先である事は御理解下さい。
データ解析実習については、全日程参加を前提とします。部分参加の方も応募頂 く事は可能ですが、人数が超過した場合に全日程参加の方が優先されますので御 了承下さい。データ解析実習に関しましては、参加人数を10〜20名程度に限 らせていただきます。
この受け入れ可能な人数はPCを持参頂ける人数にもよります(約10人までは学校 側で計算機を用意しますが、それ以上はPCを持参いただける人数となります)。 X-Window と ssh が利用できる PC(ノートPC等)をお持ちの方は申請フォームの 該当箇所をチェックした上、当日持参下さいますよう御協力お願いします。また 実習参加者は、UNIX(実習で使う OS は Linux です)の、基礎的な部分の使い方 は理解している事を前提とします。具体的には春の学校2009 の Linux に関す る memo を参考資料の Web ページ>から御参照下さい。
データ解析講習の参加申込
参加申込受付は終了いたしました。たくさんのお申し込みたいへんありがとうございました。