すばるギャラリー

超高感度ハイビジョンカメラによる画像について


 これらの画像は、国立天文台が天文学の教育普及の一環として、すばる望遠鏡の巨大な集光力とシャープな結像性能を紹介し、かつ自然な発色の天体カラー画像を多くの市民に見ていただこうと、NHK の協力を得て行ったプロジェクトの成果です。
 すばる望遠鏡のカセグレン焦点に、NHK が開発した超高感度ハイビジョンビデオカメラ(Ultra-high-sensitivity HDTV I.I. color camera)を取り付け撮影した動画映像から、さまざまな処理を施し、静止画像として作成しました。

 これら静止画像の著作権は、国立天文台と日本放送協会との覚書に基づいて、国立天文台が所有しています。

 観測に使用したカメラは、色分解プリズムで R、G、B の3色に光路を分け、3つの CCD で受光してカラー映像を撮影する方式です。感度を上げるために、光の強度を約 3000 倍に増幅する装置であるイメージ・インテンシファイア(I.I.)を3色それぞれ独立に装着しています。さらに、CCD を冷却したり、映像信号の読み出し方法を変更するなどの工夫がされており、4~5秒まで露出時間を長くかけられるようになっています。その結果、通常のハイビジョン・カメラの約 36 万倍の超高感度が得られます.また、広範囲を撮影するために、焦点距離を 0.23 倍に縮めるレデューサ・レンズをカメラの前に装着しています。
 このような構造のため、すばる望遠鏡に取り付け撮影すると、露出時間が標準のビデオレート (1/60秒) で限界等級は 21 等にもおよび、美しいカラー映像が得られます。一方、光学系が複雑でレンズやプリズムなどのガラス面が多いので、光のにじみ、散乱、回折などの原因で像がぼやけてしまいます。さらに、RGB3色の光軸を一致させることをなどの調整がひじょうに難しくなります。
 上記の理由から、このビデオ撮影から得られた画像は、部分的に像が歪んでいたり、3色の色ずれがあったり、分解能はかなり悪くなっています。すばる望遠鏡の性能を完全には発揮しきれていないことをご了解ください。しかし、小口径望遠鏡ではとても写すことができない微細構造とカラフルな色彩がみられます。これらの画像を広報・教育用として提供します。

画像の利用を希望される方へ

1.報道機関:
 新聞、テレビ、週刊誌等の報道で使用するのは自由です。

2.出版、展示、インターネット上での掲載、等:
 本来、天文学の広報普及活動の一環として製作したものですから、その目的に沿って大いに活用して頂きたいので、国立天文台に申請して許可を得てください。原則として無料です。
[申請先:国立天文台すばる室宛(Tel. 0422-34-3517)]
 許可を得て画像を利用される場合、できる限り、成果物(見本誌・紙または掲載部分)等ご提供頂ければ幸いです。

 画像を使用するに際は、クレジットを明記されるとともに、画像を改変しないでお使いください(改変により2次著作権物となった場合、使用を即時中止して頂くとともに著作権侵害として対処します)。




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高感度ハイビジョンカメラによる天体画像

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