準備
春の学校ではデータセンターの利用者アカウントは subaru**
(subaru01 から subaru12 まで) の番号が振られます。
このアカウントはおよそ5月末まで有効で、
その後削除されます。
大部分はSDFRED v1.3 マニュアルに従えば良いのですが、
以下は、まずそこに辿り着くまでの作業についてです。
0)当日までの準備としては、最後に書いてある「データの持ち帰り」について
考えて準備しておくこと、別途連絡する smoka のアカウントを準備しておくこと、
以外は、計算機関連で特に準備は必要ありません。
講習会のアカウントとパスワードは当日連絡します。
1) ws** のどれかの端末の前に座って下さい。例えば ws01 としましょう。
subaru** の番号と ws** の番号は一致する必要はないです。
例えば自分が subaru12 で ws01 の前に座ったとしましょう。
2) subaru12 としてログインします。
これで今端末は ws01 の端末で、ディレクトリは subaru12 のホームです。
3) XWindow を起動します。
$ startx
とコマンドを打って下さい。
最初の $ は打たなくて良いです。
なんか真っ赤な画面が立ち上がります。
4) 右クリックでターミナル(端末)を開きます。
これも ws01 の端末です。
5) そこから、実際に解析を行なうサーバにログインします。
$ ssh ana03 等行なって下さい。
この ana の後の番号は当日指示しますが、ここでは ana03 とします。
パスワードが聞かれますので入力して下さい。
この時点で、この端末は ana03 の端末になってます。
6) 作業用ディレクトリを ana03 に作成します。
ana03 には /wa03a, /wa03b という作業領域があります。
今回はこの /wa03a に subaru12 というディレクトリを作ることにしましょう。
まず /wa03a に移動します。
$ cd /wa03a
$ mkdir subaru12
これで /wa03a の下に subaru12 というディレクトリができます。
7) /wa03a/subaru12 に移動しましょう。
$ cd /wa03a/subaru12
8) 自分がどのサーバにいるか念のため確認しましょう
$ uname
自分がどのディレクトリにいるかも念のため確認しましょう
$ pwd
この /wa03a/subaru12 を「作業ディレクトリ」と呼ぶことにします。
#/wa** と /subaru** の番号は、それぞれ人によって違います。
ここは当日指示します。要注意。
9) which コマンドで IRAF(cl) と SExtractor の場所を確認します。
$ which cl
/usr/local/bin/cl
$ which sex
/usr/local/bin/sex
Suprime-Cam の標準解析ソフトウェア sdfred の実行には
この2つのコマンドが必要です。
10) ソフトウェア、sdfred をダウンロードします。
http://optik2.mtk.nao.ac.jp/subaru_red/SPCAM/ にある
sdfred ソフトウェア v1.3.5 (20080424)
を自分の環境にウェブブラウザを使ってダウンロードします。
ウェブブラウザとしては firefox (というソフトウェア)がインストール済です。
$ firefox
で起動します。http://optik2.mtk.nao.ac.jp/subaru_red/SPCAM/ を開き、
ソフトウェアへのリンクをクリックすると、どこにダウンロードするか
聞いてきます。置き場所は作業ディレクトリ(/wa03a/subaru12)が良いです。
11) ダウンロードしたパッケージを展開します。
これは端末からの作業です。
$ cd /wa03a/subaru12
$ tar xvzf sdfred20080424.tar.gz
これ以降は sdfred マニュアルを参照しましょう。
マニュアルは WWW ブラウザで上記ページの
sdfred 日本語マニュアル v1.3 (SDFRED_manual_ver1.3.html)
を見て下さい。
でも一応書いておく。
1) ソフトウェアを構築します。
まず展開したディレクトリに移動します。
$ cd sdfred20080424/
構成準備のコマンド、configure を実行します。
$ ./configure
ソフトウェア構築のコマンドを実行します。
$ make all
この make の中でコンパイルなどが実行されます。
2) PATH 環境変数を設定し
(作業ディレクトリ e.g. /wa03a/subaru12)/sdfred20080421/bin/
が PATH の先頭に含まれるようにします。
このためにホームディレクトリにある .bashrc と
.bash_profile を編集します。
$ emacs ~/.bashrc
$ emacs ~/.bash_profile
それぞれのファイルの最後に
PATH=/wa03a/subaru12/sdfred20080421/bin/:$(PATH)
を追加して下さい。
#当然ディレクトリ名や番号は人それぞれです。
その後、別のターミナルを開きましょう。
3) 確認。新しく開いたターミナルで、
以下のコマンドで imcio2a が
/wa03a/subaru12/sdfred20080421/bin/
にあることを確認します。
$ which imcio2a
別の場所に発見されたらやりなおし。
4)実習用データを smoka から ダウンロードします。
まずデータを格納するためのディレクトリを作成します。
$ cd /wa03a/subaru12
$ mkdir data
$ cd data
これで /wa03a/subaru12/data にいます。
$ cd (作業ディレクトリ e.g. /wa03a/subaru12)
次は smoka 実習での課題になります。
SUPA00019512*.fits
SUPA00020461*.fits
SUPA0002075[0456]*.fits
を拾います。
5)データをみてみましょう。
$ cd data/
$ ds9 SUPA00195120.fits
6)このまま spcam_training_data の下で作業してもいいのですが、
別ディレクトリで作業することにします。
$ mkdir (作業ディレクトリ e.g. /wa03a/subaru12)/work
と、work というディレクトリを作成して下さい。
そして、ここにこの元データへのシンボリックリンク(参照)を張ります。
また、ブランク情報を展開します。
$ cd work
$ ln -s ../spcam_training_data/SUPA*.fits .
$ cp ../spcam_training_data/blankmap* .
最後の . を忘れないように!!
以下「解析ディレクトリ」は (作業ディレクトリ e.g. /wa03a/subaru12)/work
です。この後、解析は全てここで行ないます。
7)解析ディレクトリで IRAF の準備をしておきましょう。
$ cd (作業ディレクトリ e.g. /wa03a/subaru12)/work/
$ mkiraf
尋ねられるので xgterm と入力して下さい。
一回間違えたら、やりなおすと uparm を update しますか
とか聞いてくるんですが、ここは y で良いです。
講習会が終わって
*) データ等の持って帰り方
現状では持ち帰る良い方法がありません。
元データは量が多いのでともかく、
自分で書いたコードやメモは持って帰れないと困るだろうと思います。
一番楽なのは USB の持ち運び用のメモリか
USB 接続のハードディスクを持ってきていただくことです。
多少面倒ですが、Linux に接続可能なフォーマットがベストです。
Windows に接続可能なフォーマットでも多少面倒ですが持ち出し可能です。
Mac への対応は現在考えてません。
あるいはノートPCを持ち込んでいただき、そこにコピーすることも可能です。
この場合ネットワークに接続できることが必要です。
その次の可能性は CD か DVD に焼いていただくことです。
ただし、これはフォーマットの問題が出る可能性があります。
これらいずれも難しい場合は、http 経由で持ち出せるように
検討したいと思います。
ちょっとここまではまだ準備が整っていません。