今月は、マウナケア山の中腹、標高約2,800m にあるハレポハク中間施設について特集します。ハレポハク中間施設は、マウナケア山頂にある天文台で天体観測を行う天文学者が宿泊や食事するところです。”ハレポハク”は、ハワイ語で”石の家”を意味します。
マウナケア山頂の天文台は、日本やアメリカなどの世界の11カ国が運営しています。ハレポハク中間施設のロビーには、それらの国々の国旗とハワイ州旗が並んでいます。右手前の階段を上がった
2階には、各天文台のオフィスがあります。さらに奥が、図書室です。
標高4,200mのマウナケア山頂は、気圧は平地の約60%です。私たち人間にとっては、非常に過酷な条件といえます。そのため宿泊だけでなく、研究の打ち合わせや文献の調査、余暇を過ごすにも、このハレポハク宿泊施設で行います。山頂の天文台で日中に作業する人も、ハレポハク中間施設にしばらく滞在して、体をならします。
ロビーの奥に食堂があります。夜、山頂で観測を行う天文学者は、ここで食事をとります。16時から18時に早めの夕食の後、山頂へ向けて出発します。
食堂の隣にあるベランダからは、宿泊棟が見えます。明け方まで観測を行った天文学者は、昼間、この宿泊棟で仮眠をとります。山麓施設の
るヒロの町は、左側の雲のある方角です。前方の遠くには、雄大なマウナロアが見えています。