国立天文台の大内正己研究員(現職:米
宇宙望遠鏡科学研究所・ハッブル特別研究員)を中心とする東京大学、国立天文台
などのグループは、すばる望遠鏡によって127億年前の宇宙に、生まれて間もない銀河団を発見しました。
この研究結果は1月26日から米国ハワイで開催される国際研究会"The Future of Cosmology with
Clusters of Galaxies"で発表されます。
太陽系外縁部の天体から結晶構造を持つ氷を発見
2005年1月3日
太陽系外縁部の天体から結晶構造を持つ氷を発見
David Jewitt (ハワイ大学) と Jane Luu (MIT
リンカーン研究所) は、すばる望遠鏡の近赤外線カメラ CISCO を使い、 太陽系外縁部
(エッジワース・カイパーベルト;EKB) の天体「クワーワー」のスペクトル観測に成功しました。短周期彗星の生まれ故郷とされる
EKB は、太陽系内で最も始原的な物質が存在する領域です。EKB
内の天体は太陽から遠方のため、表面温度はマイナス220度ときわめて低く、天体表面の水は結晶構造を持たない氷として存在します。しかし今回の観測から、クワーワーの表面に温度がマイナス160度以上で形成される、結晶構造を持った水の氷が見つかりました。約45億年の太陽系の年齢に比べ、この氷の寿命は非常に短いことから、クワーワーの表面温度が高くなるようなメカニズムが今なお続いていることになります。