
宇宙の全貌を知るためには、全ての波長帯を使って宇宙を見る必要があります。我々は、地上の望遠鏡 ( Subaru、UKIRT、JCMT、ALMA、VLA
)、地球大気の上層部に上げた気球(BLAST)、宇宙空間に打ち上げた衛星 ( XMM-Newton、GALEX、Spitzer
)などを使うことにより、X線から電波まで全ての波長域で、「すばる/XMM-ニュートン・ディープサーベイ」領域を観測します。
こうした多波長観測データで我々は、X線観測を使って銀河中心にある超巨大ブラックホールの活動状態(高温の物質が非常なスピードでブラックホールに落ち込んでいるところ)を検出します。すばる望遠鏡による可視光の画像からは、いろいろな種類の銀河について詳細な構造を見たり、それらの銀河内の星の分布を調べたりします。また赤外線での観測からは、多数のスターバースト銀河(星形成が爆発的に活発な状態にある銀河)を見つけます。サブミリ波の観測では、さらに密度の高いガスに覆われた、より活発な星形成活動をする銀河を見つけます。そして、電波観測では、クエーサーや星間分子やガスを検出します。
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